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銀次と宴を


  2009年3月20日生まれ  ボストンテリア10キロ女子:銀次のアウトローなおふざけ日記
by ginjitoutage
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★知ってほしいペットロスのお話 四通目★

今回のテーマは母ちゃん自身も改めて考えさせられることが多く、こうして記事にまとめるのにもかなり時間がかかりました。

四通目の今回は
ペットの最期について考えてみる
考えるだけでも重い気持ちになってしまいますが、パニック状態で迎える 『 その時 』 に飼い主さんはいくつかの重大な決断をしなければなりません。 実際にペットの死をイメージしてみましょう。

突然の事故にあってしまった、重い病気で余命を宣告されてしまった、多くの飼い主さんは動物病院を頼りにすることと思います。
そして いくつかの治療法から獣医師と選択したり、場合によっては最後の選択 『 安楽死 』 を決断することになるかもしれません。

最期まで延命治療をするのか、できるだけ自然な形での死を迎えるのか、ペットのリビングウィルを考えておきましょう。
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みなさんは安楽死と聞くとどんなことをイメージしますか?

正直な話、母ちゃんはペットを安楽死させたことはありません。
なので安楽死と聞くとまず飼い主を失った健康なペットが殺処分されることが最初に浮かんできました。 きっと同じようにイメージする人も少なくないのではと思うのですが・・・
あまり良いイメージを持たない安楽死、実際に選択をせまられても絶対に選ばないだろうと思っていました。
『 安楽死 = 命をあきらめる 』 というマイナスな印象もあって、飼い主たるもの どんなに重い病気で苦しんでいるペットでも命があるかぎりは治療を受け、最期の最期まで精いっぱい生きさせ、見守り寄りそう事こそが動物を飼う者の責任だと思っていました。
今でもなるべくなら自然な形で最期を看取ってあげたい考えに変わりはありませんが、安楽死についてじっくり学んだことで本当の意味を知りました。
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安楽死とは・・・
死期の迫っている末期患者が耐え難い肉体的な苦痛に苦しんでいる際に薬剤などを用いて安らかな死を迎えさせること。
治療のひとつとして病者の苦痛の緩和を目的として行われる。



安楽死を選択する要件

★助かる見込みがなく その死が迫っていること

★耐え難い肉体的苦痛があること

★苦痛の緩和を目的とすること

★飼い主の明瞭な意思表示があること

★特別な理由のない限り 獣医師の手によること

★その方法が倫理的であり 動物愛護の観点から妥当なものとして容認されること

★ペットのQOL (クオリティオブライフ;生活の質)の著しい低下があること
 痴呆で飼い主をわからなくなって攻撃的になった場合や自力で食事・排泄ができなくなった場合
 など


★飼い主のQOLの著しい低下があること
 延命治療費の支払いが困難な場合や 常にペットにつきっきりで普通の生活がおくれないなど


★獣医師の判断、同意があること。 理想は複数の獣医師の同意。
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病名・症状・現在どの程度の痛みを伴っているのか・どんな治療法があるのか・それは苦痛を伴うのか・どの程度の回復や延命効果が期待できるのか・治療費にいくらかかるのか・・・
飼い主さんは獣医師まかせにせず すべての説明を受け 知っておかなければなりません。

ペットの生活の中で喜びよりも苦痛の時間が長くなった場合、最善を尽くしても死を待つばかりでペットの苦しみを長引かせる延命であれば安楽死という方法でその苦しみを取り除いてあげる選択も勇気のある優しさです。

治療に疑問がある場合や獣医師の説明に納得がいかない場合はセカンドオピニオン、サードオピニオン (別の獣医師に診てもらって意見を聞く) を求めても失礼にはなりません。
もし疑問を持ちながらもペットの死を迎えた場合は のちに大きな後悔となります。

安楽死を決断する場合は どんな薬を使って どのくらいの時間をかけて どのような亡くなり方をするのか 獣医師から説明を受けてください。
ほとんどの場合 鎮痛剤や麻酔薬の過剰投与によって眠るように安らかに亡くなる方法が使われます。

その際 立ち会うかどうかも考えておきましょう。
ペットが生きているままの記憶をずっと抱いていたいと思う人、亡くなるところを見る苦痛に耐えられない人は安楽死の処置をすべて獣医師に任せ 立ち会わない場合もあります。
現場に立ち会うことは あいまいな部分がなくなり のちにさまざまな想像をせずにすみ、薬効が現れるまでペットを抱いて見守ることができます。

大切なのはすべて飼い主の決定によるものでないといけません。
『 先生がこう言ったから 』 『 (他人に) ペットが可哀相と言われたから 』 ではなく、飼い主さんが十分に納得して決断しなければなりません。
子供を含めた家族全員でよく話し合うのも大切です。

いくら考えつくして納得した安楽死であっても罪悪感は感じてしまいます。
『 あのコはもっと生きたかったかもしれない 』 『 自分が殺してしまった 』
そんな時は生前のペットの病状、安楽死を決断した経緯を思い出してください。
あのコの苦しみを取り除いてあげるための最後の治療だったはずです。
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尊厳死
(本来人間に使われる尊厳死についてはここでは省かせていただきペットの尊厳死について説明させていただきます)

★ペットが助かる見込みがなく、その死が迫っているとき死期を引き延ばすための医療は行わず
 自然死にまかせる。


★ペットに耐え難い苦痛があるとき死期を早めることがあるにしても鎮痛剤や麻酔薬の投与による
 痛みの緩和処置を優先する。


★ペットの心肺機能が停止したとき心肺蘇生処置を行わない。

なるべく自然な形で迎えさせる死です。
でも苦しみや痛みだけを取り除く治療は続けます。
安楽死処置で書いたように鎮痛剤や麻酔薬の過剰投与で亡くなる場合もありますので間接的には安楽死に該当します。
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病理解剖

病気の発見が遅れて手の施しようがなかった、容体が急変して最期を看取れなかった、死因がはっきりしない突然死 など不本意・不確かさが残ると失敗感や罪悪感などから自分を責めペットロスを重くしてしまう要因となります。
死因が不明の場合は病理解剖で明らかにする方法もあるので獣医師に相談してみるのもよいでしょう。
たいていの人は解剖に否定的だと思いますが きちんと調べることで想像から自責の念にかられることがなくなり、また多頭飼いの家庭では感染症などの原因をつきとめ他のペットの健康に役立つことがあります。
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安楽死とは飼い主が自分で別れの日を決めるもっともつらい決断です。
『 どんな姿であれ少しでも長く生きていてほしい 生きている姿を見ていたい 』 という唯一の望みを置き、ペットの立場に立って苦しみから解放してあげる優しい決断です。

安楽死を選択した人に 『 冷たい人だ 』 『 よくそんなことができたね 』 なんて言葉を発することは決してあってはならないのです。


安楽死については人であれ動物であれ さまざまな意見をもつ人がいることは知ってます。
この記事を読んで安楽死推進派か?と怒る人もいるかもしれません。
少し前の母ちゃんは経験が無いとはいえ 無知でただ否定的な考えしか持ってませんでした。
普段あまり積極的に語られる話題ではないので 思い込みを捨てられたこと、意思を持てたこと、良い勉強になりました。


お別れの仕方(弔い方)は次回五通目に続きます。


『 畳の上で死にたいねぇ~ 』 と言ったら 父ちゃんに 『 あなた畳キライでしょ 』 とバッサリ言われてしまった母ちゃんのリビングウィルにわんクリックどんぞ070.gif

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そうなのー 爪が引っ掛かるのが苦手なの072.gif
by ginjitoutage | 2012-06-07 04:25 | ペットロスのお話
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