銀次と宴を |
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仲良く大好物の食パンをかじって横には焼き芋という銀次の幸せを詰め込んだ絵や キラキラした目でゴキゲンに何かを狙ってそうな銀次。 初めて見た時なんとも言えない優しいものに包まれた気持ちになって泣いてしまいました。 じんわりと癒す力のあるみやこさんの絵 大好きです。 みやこさんに絵を依頼してくれたのは銀次のきょうだいベンジャミンくんのママ。 ベンジャミンくん、さすが同じ日に生まれただけあって顔も姿も銀次そっくり(写真から見るに) なんとなく伝わる感じでは ものすごく穏やかそうなコ。 あら? 銀次の気性の荒さは血のせい説 揺るぐ。 お育ちのせいかもしれませんわよ おほほ。とほほ。 ふっかふかの食パンに乗っかってご満悦。 幸せそうだな。 めっちゃ笑っとる。 銀次の弟ひなたのママが依頼してプレゼントしてくれました。 アプリのママ チャイチャイからもらったフォトクッションは時々ハヂメのリュックに詰められて出かけて行く。 イギ子 うめ 銀次 下町レディース、あっちで再結成してるだろうか。 ついこないだ くろえ姉さんもそっちに行ったよ。 ハヂメ ただ守られるだけの頃。 銀次 守るものができて不器用に育て始めた頃。 ・・・だめだ。鼻ツーンてなる。 銀次、大切に育ててくれてありがとな。 3月20日銀次生きてれば13才の誕生日に 『なんで銀次死んだんだろうね』ってつぶやいたら 『 しょうがないよ。体が古くなったからさ。』って。 銀次居なくなって1ヶ月たった頃 学校で失敗して泣きながら帰ったハヂメが 『なんで銀次見守ってくれないんだよー 泣』 って火葬の日以来の大号泣したことがあった。 銀次はずっと今でもハヂメしか見守ってないこと、物もオモチャも古くなれば動かなくなるし それは人も動物も同じ、なんとか必死にひねりだして伝えた。 ちゃんと覚えててくれたんだ。 で その言葉でアタシをなぐさめてくれちゃうんだ。 なんかもう ありがとうしかない。 今でもネギ刻んでうっかり床に落とすと 『やっべ!』ってなって 『・・・あー そっか・・・』ってなる。 散歩に行くタイミングをチェックするために常に見てた天気予報アプリ 今もヒマさえあれば意味なく眺めてる。 道に落ちてるもの 危ないもの 拾い食いしそうなものに秒で気づく。 染みついた習慣が消えない。 銀次がかじるトーストの音が大好きだったけど もうずっとパンは焼かずに食べてる。なんとなく。 写真全然撮らなくなったし。(ハヂメは変顔しかしないしさ) 『ぎ』って打っても予測変換で銀次が出てこない寂しさ。 小さいひとつひとつがチクチクする。 銀次にまつわるもうやらなくていいことが多すぎて。 あー 世話焼きたい。めんどくさくて尊い日々に戻りたい。 銀次と過ごした12年、ハヂメが生まれて9年。 ずっと心震えっぱなしで愛おしくて目まぐるしかった毎日だったからね。 12年ダッシュだもん。 そりゃ疲れも長引くわ。 今はまだ呼吸を整える時間なんだと思おう。 しっかり進めるようになって また心震わせる日々に出逢えますように。 にほんブログ村 #
by ginjitoutage
| 2022-04-07 18:22
| ペットロスのお話
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アタシにできたことは 銀次を撫でながら泣くこと 家族に短い報告をすること 近所のうめママ:けいちゃんに報告だけだった。 思考がみごとに止まって どうしてこうなった?とか このあとどうしたら?とか何も思わず ただ目の前の銀次の姿を見納めなくっちゃ ってだけだった。 12年間 銀次のおかげでたくさんの友達できたし お知らせとご挨拶するのが本当なんだけど 不義理させてもらいました。 誰にも会う気がしなくて。 もう銀次に触れなくなる この体が無くなってしまうって 見慣れて忘れるはずもないのに 急いで急いでできるだけ感覚に叩き込むことに集中した。 何時間眺めても見飽きることなく。 夕方 学校から帰ったハヂメにも気の利いた言葉をかけられず。 いつも通り昼寝してるようにしか見えない銀次なのに ハヂメは瞬間で気づいて 『 なんで? うそでしょ? 』 銀ね、死んじゃったのよ としか。 それから2人でたくさん泣いて 約束2つ。 泣きたい時は母ちゃんもガマンしない。ハヂメもガマンしない。 別に今までと変わらない、銀次はずっと家族だし、 ただ透明銀次になっただけだから 名前呼んで たくさん話しよう。 けいちゃんのうめは銀次と幼なじみのボステリで 犬ギライだった銀次が まぁ一緒に歩くくらいなら・・・ ってほんのわずかに心を開いた数少ない友達。 コロナが騒がしくなりはじめた2020年4月に亡くなった。 悲しみの底の底を知ってるけいちゃんは頼もしすぎた。 ノープランで銀次なでなでめそめそぼんやり、完全に抜け殻になったアタシに代わって ごっついアウトドア用の保冷材で銀次の体を冷やしてくれたり、後で必要になるからと被毛を保存するビンを用意してくれたり、後で触りたくなるからと肉球の型取りキットを用意してくれたり、うめの時にお世話になった葬祭場を紹介してくれたり・・・ うめでつらい経験したことを銀次とアタシたちのために存分に生かしてくれた。 長い付き合いでずっと大好きで心許せる人だけど けいちゃんがいてくれて心から感謝だし 心強かった。 こうゆうとこ好き。 銀次がやらかしてきた数々の出来事やら、うめとの思い出やら、アホらしくて笑うことばっかりで けいちゃんのおかげでだいぶしんみり感どっかいった。 そうなんだよ。 死んじゃったショックで天使化したけど そもそも銀次ってやつはあらゆるしょーもないことしつくして ハラハラさせっぱなしのバイオレンスな犬で そのくせガラスのメンタルで。 おもしろいヤツだったんだわ。 その後 遅ればせながらお知らせした友人たちも 最初はしんみりなやりとりから そのうち(笑)←コレがちらほら。 なんて銀次らしいんだ。 誇りに思うよ。 おもしろいヤツだったと振り返ってもらえる犬生 サイコーじゃないか。 孫のように可愛がってくれた実家の両親とけいちゃんに立ち会ってもらった。 喪主 初体験なもんで ここでもけいちゃんに甘えまくり。 人を送る所と変わりない手厚い対応と施設。 静かで温かい空間で 安心してゆだねました。 『 うめの時よりでっかいな 』ってけいちゃんが笑ったのは火葬用のバスケット(フリル付き)Lサイズ。 体重5キロのうめのバスケットはだいぶ小さかったと。 銀次10キロですから。 なんならこのLサイズにだってパンパンよ。 それよりも なんかフリフリとか銀次らしくなくて・・・ ・・・おや 意外に似合うじゃないか。 体のまわりに飾ったお花も女の子らしいじゃないか。 花といえば食い散らかしてたのに しおらしく寝ておる。 あの日あげれなかった食パンを枕に 泣きながら焼いた大好物の焼き芋も鼻つらに。 持ってけ。 なんでこの人はこんなにもちょうど良い加減で人に寄り添えるんだろう。 あんた どこまでさりげなくいい女なんだよ。 実家の母 すっかりけいちゃんの大ファンだぜ。 ふたりっきり 最後の大号泣させてもらった。 すばらしく丁寧に時間をかけて火葬してもらったおかげで 崩れの少ないきれいな骨が見れました。 10キロボディでも骨になると小さくなるんだろうな~って予想だったけど けいちゃん 『 でっか・・・ 』←こらこら。 さすが銀次、立派すぎる骨。 骨太。 ノドボトケもキレイに 小さな袈裟を着たお坊さんが手を合わせた姿。 撫で心地がいいアタシの親指ピッタリサイズの眉間のくぼみもそのままの形に。 ちょっとこわいって言ってたハヂメも上手に壺につめつめ。 うめの小さな骨壺に見慣れてたアタシたちは用意された壺のデカさにまた笑う。 骨になった姿を見て少しだけ心境が変わった。 終わってしまった と しっかり見送った と。 半乾きのわらび餅を腕枕で感じてた幸せな時間が恋しいよ。 お預かりしてた命をお返しします。 大切にしました。幸せでした。 にほんブログ村 #
by ginjitoutage
| 2021-11-06 20:35
| ペットロスのお話
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なんかふわふわな黒いウサギみたいな姿になって これはこれでかわいいんだけど。 6月10日の突然な出来事から今日まで ただ1日を淡々と終わらせること、母としての役割を止めないこと そんな感じで時間が過ぎてった。 銀次が居なくなったことは受け入れてるし 恐れてたペットロス症状ほど大変なことにはならなかったけど こうしてガッツリ深く向き合い始めるとドキドキが激しくなって呼吸が浅くなってきて苦しくなる。 麻痺してた心が一気に動き出すような 大きなかさぶたをはがす時のゾワゾワ感。 まだいろいろと思い出すのは4ヶ月も経った今でも生々しくて【あの時】の感情が新鮮に戻ってきて苦しい。 記録に残すのはもうちょっと先にしようってここまできたけど やらねば。 母ちゃん47歳 物忘れのお年頃だから。 キツいことも 小さなことも 銀次のことは何でも忘れたくないから 書こう。 薬のおかげで見た目も元気で生活の質もまったく落とすことなく。 前回のはるか昔の記事で書いた不調もクッシング症候群からだと見つけてくださった先生に本当に感謝です。 多飲多尿がこの病気の特徴のひとつ。 普段からよく水飲むな~なんて思ってたけど 銀次の体重にしては1日に飲む量がハンパなく多かったことが判明。 家でできることは毎日水の量を気にかけて薬の効きを見る。 飲む量が多くなれば血液検査後に薬の量を増やす。 こんな感じで病気とも薬とも穏やかに付き合って 銀次は今までと変わらない生活が送れてた。 ただアタシの中では心の準備だけはかなり前から常にしてた。 病気もだけど 年齢的に。 小型犬は長生き傾向だけど ボステリはそこに当てはまるのは稀かと。 いや、12才でこんなに元気なんだから まだまだ頼むぜ! とも。 朝仕事に出かける前に 万が一の時を思って これが最後!くらいの気合いで撫でて目に焼きつけて・・・ 帰って姿を見て心底ホッとして・・・ 毎日やってたな。 1日の終わりに後悔がないように できること、してあげたいことはやってきたし まず銀次に心地良い生活を中心にやってきた。 ハヂメに寄り添って幸せそうに眠ってる銀次を見るのが最高のご褒美だった。 浅い呼吸の他は特に変わった様子も無くてゴハンもモリモリ食べて 目ヂカラも表情もいつも通りだったから きっと薬が効きすぎたのかな~ 血液検査で調べてもらおう くらいのことしか。 この時 緊急性は感じなかったんだな。 血液検査するなら朝ゴハンは抜き。 そんな時はアタシも抜き。 毎朝自分のフードを食べたあと アタシの食パンを一緒に食べるのが銀次のささやかな幸せだから もう何年も銀次の前でパンを独り占めしたことがない。 病院から帰ったら一緒に食べようね。って。 ハヂメが学校に出かけたあと 腹ペコふたりで病院へ。 先生の診察の様子からも緊急性は感じなかった。 この慌ただしい時間が生きてる銀次を見た最後だった。 いつも何かおかしいと思っても結果何でもないか すぐに治まる症状ばっかりだったから この時も何も疑わず夕方には連れて帰れると思って日課の『これが最後かも』をしなかった。 ここぞとばかりの時にしなかった。 苦しいのに置いていかれたと寂しかったろうな。 目を合わせて撫でて夕方に迎えに来ると伝えればよかったな。 よろしくお願いします と自宅に戻って1時間経ったころ 銀次ちゃん急変しましたのですぐ来てください と電話。 何を言われてるかも分からず とにかくマズイことは分かって慌てて出発。 テンパってたわりには食パンの袋をひっつかんでリュックに入れた。 車を運転しながらの30分 道のりはあまり覚えてない。 急変ってなんだ? 死にそうなの? 死んだの? あの目ヂカラは2時間後に死ぬ気配は無かったぞ? すぐ行けば間に合うの? それなら食パンの匂いでアイツは必ず目をギラギラさせるはず! 今日は1枚全部くれてやる! 特別だぞ! なんとか今だけすごいパワーが使えるなら届いてほしいと 銀次!銀次!って泣きながら叫んで運転した。 自分の声で鼓膜がおかしくなったのは初めてだった。 銀次は処置室の診察台でただ眠ってるみたいだった。 急変してから30分ほど気管挿管や心肺蘇生をしてもらったそうだけど もう自分の力で心臓は動かなかったと。 まだあったかいけど寝てるのとは違うのは分かった。 ありがとう ごめんね ってしか言えなかった。 リュックの中の食パンのこと すっかり忘れてた。 当たり前だけど もう生き返らないっていうのも理解できた。 先生にとっても予想外の急変だったと。 肺炎がかなり進行していたって。 血液検査の数値からクッシングの症状は適量の薬で安定してたのが分かった。 肺炎 いつの間に。 どうして なんで肺炎? 溺れるような苦しさだったろうに。 だったらもっと分かるように母ちゃんに伝えてくれよー 腹ペコで旅立たせてしまってごめん。 最期に看取れなくてごめん。 心で準備してた看取りとは全然ちがった。 最悪だ。 今でも銀次の名前が出ない日はない。 正直 小3の子供のペットロスにどう対応しようかと戸惑った。 ハヂメにとって銀次はペットではなく 完全に姉ちゃんだった。 自分もしんどいのにサポートなんて自信なかった。 以前ペットロスカウンセラーの勉強をした時に子供のペットロスについてももっと深く知らなければって思った。 我が家のほんの一例になるけども この先どなたかの参考になればと思って ゆっくりですがハヂメの体験した様子も記録していきたいと思います。 銀次4才の時にハヂメが生まれて強引にお姉ちゃんにされて すったもんだやり合いながらふたりは本当の姉弟になって。 でもいつの間にか銀次はアタシよりも母になってた。 常にハヂメから目を離さず守ろうとする姿は母だった。 正直アタシは銀次がいてくれたからハヂメの育児に苦労しなかった。 ・・・銀次で育児ノイローゼ経験したし 笑。 最期の瞬間に看取れなくてごめんって思ってたけど 銀次が本当にこの世の見納めに目に映したかったのはハヂメだったろうな。 悔しいけど認める。 大丈夫? できる? って ずっと成長を見守っていきたかっただろう。 銀次に『ハヂメのことしっかり守っていって』って託されたんだ。 銀次の頼みなら母ちゃん全力でやってくから任せろ。 ハヂメばっかり見てないで たまには母ちゃんのことも見てよね。 今 心の中にあることをすべて書き終えてしまったら こうして記録することもなくなるんだな。 ・・・サボってばっかりだったけどさ。 さみし。 もう少しだけ 銀次がいなくなったあとの話つづります。 #
by ginjitoutage
| 2021-10-03 11:50
| ペットロスのお話
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更新のしかた忘れたかと思った・・・ 放置してる間にブログシステムが変わってて何のこっちゃ状態。 半年以上前の記録だけどね。 いいさ 続行。 平成最後の、令和最初の、なんかややこしい時期に1年生になったハヂメ。 入学式にはタケちゃんが遺していった宝物の蝶ネクタイを借りておめかし。 銀次もね。 ・・・ってか もう小学生。 早すぎる。 人の子の成長は早いって言うけど 我が子の成長はもっと早いぞ。 ついこないだまで赤ん坊だったじゃないか・・・ 毎日毎日 大丈夫? できる? どうしたの? って心配かけどおしだったハヂメが、 3月まで毎日保育園まで送り迎えだったし、ひとりで歩かせるなんて絶対になかったし、 はじめてのおつかいも頼んだことないスーパー箱入り温室育ちのハヂメが・・・ハヂメが・・・ と うろたえる4月のアタシ。 『 集団登校はないので初めから一人で登校させてください 』 ・・・なんちゅうムチャぶりじゃ。 こんな不注意の塊みたいなもんをひとりで放てるかー!! 片道15分の通学路を銀次の散歩コースにして 入学式までの数日に 『 はいそこ止まるっ 』 『 右左見るっ 』 『 手を上げいっ 』 『 ネコはいいからっ 』 鬼特訓。 鬼母ちゃんとの約束を本当に丁寧に守りながら黙々と前に進む登校マシーン:ハヂメ。 を 怪しげにストーキングするアタシ。 入学あるある。 あちこちの曲がり角に不思議なポーズで立ってる心配性ママに会う。 毎日見られてるなんて知らないハヂメは 『 おいら 今日も大冒険だったよっ 』 小鼻ふくらまして帰宅。 こっちは心配で心臓痛くなる日々だけど 間違いなく大きい自信がついたようだ。 今のとこ危ないこともなく。 『 もうやめなさいよっ 』 なんて言われながらも やめられないストーキング。 出勤前の日課になってしまった・・・ しかも最近ハヂメに見つかっちゃう。 いや 違う。 見つかりにいってる。 だって 見ていたいんだよー 話しかけたくなっちゃうんだよー (ばか親自覚あり) いつの間にかこんなに成長してたなんて。 『 アタシがついてなきゃ 』 って赤ちゃんの延長のまま手を離すタイミングに気づかなかったよ。 『 ランドセルが重いんだよぅ 』 粘土は教室に置いたまんまでいいからって言ったよね。 連日うっかりが続くもんで ウチの子大丈夫?って妹に相談したら 『 もうわざとだよ 』 バッサリ。 『 あだ名が粘土になるよ 』 って言ったら さすがに持ち帰らなくなった。 要らんもん持って帰るくせに 給食袋やら、うわばき、カサ、プリント どれかしら忘れてくる。 帰宅後ランドセルを開ける時のドキドキは今も続く。 手荷物検査してるかたわら わずかなスキを見つけて 疲れ果てて帰ってくる。 おまけにアタシが仕事してる間は放課後に学童も行ってるからハヂメの1日はとても長いんだろう。 がんばってるね。 眠くなっちゃうね。 わかるけど。 寝てる場合じゃない。 ひらがなの練習と算数。 ひながなは結構なクオリティを求められる。 最初、枠の中に書けたってだけで 『 は~な~ま~るぅ~ 』 ってテキトーにホメてたら 翌日 赤ペンで大きく直されて返ってきた。 親へのダメ出しだと深読む。 お手本通りに お手本そっくりに。 はねる、はらう、とめる。 何回も横からアタシに消しゴムで消されるもんで どこで覚えたのか 退学したいとか言いよった。 とても上手に書けて先生に褒められた日は相当嬉しいらしく かなりヤル気もUPしてきたこの頃。 それにしても・・・ ひらがなの書き順ひとつから母も改めて学ぶこと多し。 『 も 』 って2本線からじゃないんだって。 新鮮。 どうやらこの先も宿題の丸付けは親がやるらしい。 ・・・めんど。 いい機会と思って学び直すことにする。 まだまだハヂメには負けたくない。 相当な音で鳴ってるアラームの真横でスヤスヤ寝れる根性。 もれなく銀次巻き添えで起きる。 ご近所迷惑なのでこのあとクマを強めグリグリで押し当てると不愉快そうに目覚める。 目覚まし時計である必要なし。 グーでグリグリでよくね? なぜか日曜に限っては目覚ましよりも早く起きて 『 クマ おはよう! 』 どして?? 日曜の朝のダラダラが楽しみなアタシ。 『 もうわざとだよ 』 妹の言葉再び。 いいかげんストライダーも小さく感じる背丈になって ハヂメも自転車への強烈な憧れがあったから いいタイミングでデビュー。 銀次散歩で足は鍛えられてるので走るのは早いけど 体幹グニャグニャだから時間かかると思ってた。 なんと初日から乗れてしまった。 我が子の知られざる可能性に拍子抜け。 『 おさえててね! 』 とか 『 まだ放さないでね! 』 とか よくあるヤツやるのかぁ~ なんて思ってたのに。 やれやれ アッサリだぜ。 転びもしないぜ。 銀次だけがただごとではない心配ぶりで見守る。 あたふた近寄りすぎて 『 ひいちゃうよっ! 』 って怒られてる。 悲しい姉。 ちょっとだけ コケろっ! って思う母。 『 大丈夫?! 』 って助けたい。 けど 出番なし。 銀次よ、この先こんなのが山ほど続くようだよ。 一体何がそんなに楽しいの? って理解できないことにハヂメは熱中してくんだそうな。 男の子だもん。 高校生くらいまではホリケンだもん。 アタシにガッツリ怒られてる最中に 『 ・・・お茶かカルピス飲みたい・・・ 』 緊張感どーした なヤツ。 『 足のアゴが痛いっ! 』 ってカカトをさすってたり、 アタシの体に謎のボツボツが出た時に 『 まま エネルギー出ちゃったね かわいそうね 』 (真顔) アレルギーな。 惜しいけどな。 いくらしっかりしてきたとはいえ 日々ツッコミどこ満載は変わらず。 頭が傾いただけじゃなく ひんぱんに崩れるみたいに転ぶようになって慌てて病院行き。 前庭疾患。 これっていう原因は不明だけど 三半規管に何かしら異常があって めまいを起こす症状で ワンコには珍しくないよ と獣医さん。 言われてよく見てみると眼球がゆっくり左右に揺れてる。 船酔いみたいな感じ。 特に薬はなく 脱水症状対策で点滴5日通って 安静にして 4日目くらいで治まった。 後遺症で頭の傾きが残るケースもあるみたいだけど 幸い後遺症は残らず。 ただ元々ヒザ関節の具合が悪いせいもあって今回の前庭疾患とは関係なく今でも時々豪快に転ぶ。 10才になってお年頃のせいか年明けから何かしら病院に通いっぱなしになった。 冬場恒例だった膀胱炎も季節問わず時々血尿が出るし、 胆のうと肝臓は血液検査でブッチギリの異常数値出ちゃうし。 薬飲ませてもなかなか良い方向に向かわない。 一見元気そうに見えるけど体の中では何が起こってるんだろうって不安。 次には何が起こるだろうとか 新しい病気が今静かに生まれてるんじゃないかとか、 妄想だけで心臓がキリキリしちゃう。 キリキリしながら 『 そっか。もう余生なんだ。』 って気づいた。 冷静に客観的に考えても ボステリの平均寿命は長くない。 余生だと意識を変えただけでいろんなことを穏やかに受け止められた。 好きなことを出来るだけさせてやろう。 イヤなことは無理させない。 今まで以上にこの姿を目に焼きつけていこう。 #
by ginjitoutage
| 2019-09-26 14:00
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ラインの連投音ってドキドキしちゃうんですけど。
短文で連投されると 『 なぜまとめて送れんかの? 』 って不思議。 キンコンキンコンキンコンキンコン🎵・・・大事件かとゾワゾワしちゃうから。 若者はそれが普通なんだろうけど。 読みづらいと言われようが要件はまとめて送る長文派です。 ガマンしなくてもいいっすよ 姉御。 一丁かましてやったらいいっすよ。 尻といえば。 ある日 何か言って欲しそうに尻を出して目の前をウロウロされても いたってノーリアクションな 母の反応に そっと尻をしまうハヂメの後ろ姿が5才とは思えないほどの哀愁だった。 5才児、まだまだお餅のようなやわやわの尻。 『 母ちゃん疲れたよ~~~ 』 とグダグダしてると現れるスーパーヒーロー、その名は バーミヤンマン参上!! いらっしゃいませ!! 母ちゃんの笑いと元気を出させるためだけの癒しのヒーロー。 (戦いは苦手) ペロンと尻をさしだして アンパンマンでいう 『 さぁ 僕の顔を食べて元気になって! 』 せっかくなのでガブガブ甘噛みさせてもらって元気100倍。 去っていくときは 『 閉店しまーす 』 完璧なキャラ設定に変な感心してもうた。 バーミヤンの看板の大きな桃、尻だ尻だと大ウケしてから生まれたヒーロー。 あぁ それでか。 アホ親子のお戯れのせいだ。 銀次 なんかごめん。 ビーズクッション(母ちゃん用)はやっぱり犬にも魅力的らしく 立派なダメ犬が仕上がる。 もうクッション関係なくダメの沼行き。 解説のナレーションを覚えてしまった。 うっかり自分の世界に入り込むと保育園でもブツブツ語ってるそうだ。 暗記は得意なようで何より。 どこで発揮されるか、だが。 とってもとってもいいお天気が続いても 保育園のイベント当日は必ず何かしら悪天候の不思議。 9月の秋祭りは台風なみの強風。 園庭の砂嵐のせいで全員目をつぶってる記念写真。 想定外の気温上昇と日差しの中 熱中症寸前でやりきった10月の運動会。 午前中だけで真っ赤に日焼け。 で、待ちに待った上野動物園のバス遠足。 前日までの晴れ予報は何だったのか・・・ イヤ~な小雨がしとしと降る明け方 とうとうキャラ弁なんぞを要求してきたのでチマチマこさえる。 起きたハヂメに ダメもとで強行突破的に『 じゃーん! ドラちゃんだっ! 』って言いきってみると 子役のように 『 わぁーーーーい! やったーーーー! 』 勢い大事。 そして小雨は止むことなく ハートの強い園児たちはカッパ姿で動物園をねり歩いたそうな。 『 ママ、動物さんたち、雨ふっててかわいそうだったよ 』 そっか。 おまえたちもかわいそうだったけどな。 まだあるぞ。 先月の園外学習で一駅先の生物園に行った時もカッパ姿だった。 今から卒園式の天気が気になってしょうがないとママらの間でちらほら。 ・・・なにそれ? 全然わかんない。 そんなもん知らん。 『 フラスポーンだよっ! 』 『 知らん! 分かりゃ買ってやるっ! 』 後日テレビのCMで謎が解ける。 朝食にプラス温。 『 まーまーーっ! これだよっ!! 』 ・・・プラスオン・・プラスオン・・・ フラスポーン??? わかるもんかっっっ!!!! コーンスープのCMだよっ!!! はい 解決っ!! 『 ママ いにゃこにあ って知ってる? 』 動物? ゲームキャラ? とりあえずググる。 もちろんヒットなし。 またか・・・ またいつもの聞き間違えかと思いきや 保育園の友達が帰り際に 『 ハヂメーー! いにゃこにあーー!! 』 新しい挨拶なのか?? そうなのか?? その友達をとっ捕まえて 『 それなにっ?!』 って聞いてみると その子はフフッと笑って 大人は知らなくていいんだよ~な表情で去って行った。 パラレルワールド。 世にも奇妙な世界。 なんかゾクゾクするぜ。 寝入りにうっかり口をすべらせたハヂメが 『 透明人間いにゃこにあ 』って。 あれか。 大人には見えないたぐいのやつか? 単純にこわいんですけど。 こわいもの知りたさで もうちょっと聞き込み続行してみよう。 リアルに恐ろしいことは我が家の中でも。 久しぶりに銀次がやらかした。 ここ何年も留守番中は寝てるばかりでイタズラとは無縁だと気を抜いてた。 やるときは派手に豪快に。 怪盗おやつ泥棒。 分かってますとも。 手の届く所に置いちゃってたアタシが悪い。 一ヶ月近く置いてたけど見向きもしてなかったから油断してた。 発覚した時は病院行きか焦ったけど とりあえずしばらく様子見るに決定。 昔とんでもなくデカい布のオモチャを11日目に吐き出したこともあったっけ。 食欲は変わらずだけど さすがにムカムカするらしく2日目からゲロゲロ。 ビニール半分回収。 洗って保管。外袋なんてジグソーパズル状態。 3日目からはウンチでも出始める。 時々ちょっと我に返って悲しくなりながらも割りばしでウンチ割って回収。 続けること1週間 ついに外袋と中包みのすべてのパーツ揃う。 腸とかで詰まったりしないで良かったよ。 これに懲りて 今一度環境の見直し。 油断大敵ね。 頑張って やっとの思いで吐き出したビニールを急いでまた食おうとする銀次。 親の心 子知らず。 にほんブログ村 #
by ginjitoutage
| 2018-12-20 12:58
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